唯一無二のあなたへ。 HAPPYSUGADAY2024

ユンギさん、お誕生日おめでとうございます!

2024年、3月9日。これから先一生忘れられない日になると思う。

今年のイキリポエム、すみませんが自分語りです。失礼。

 

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「兵役中のユンギさんの誕生日を祝う日が来る」────好きになった日から、この日が来ることは覚悟していた。

 

ユンギさんを好きになるよりももっと前に出会った、憧れのような存在のKPOPアイドルが入隊した時、私の寂しさを埋めてくれたのはユンギさんだった。その日からずっと、「次はユンギさんを見送る日が来るんだ」と、それはもう何年も前から自分に言い聞かせていた。

 

恋をしたアイドルは、ユンギさんが初めてで、だから余計に、私はこの日が来るのを何よりも恐れていた。

弟グループのオーディション開催、デビュー決定が告知される度に、いよいよだと焦り、他の推しの入隊の寂しさをユンギさんが埋めてくれたように、私は必死になってこの数年間、新しい推しを探し続けていた。

 

当たり前のように、恋した人の代わりなんて簡単に見つかるわけがなくて、私はもう、「終わりだ」と感じた。ユンギさんの代わりは現れないままお別れになったら、私はどうやって生きていくんだろうと絶望した。その頃の私はユンギさん一色で、すべてを捧げていたから。生き延びてる未来なんて全く見えなかったから。

 

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そんなお先真っ暗だった私を、幸か不幸か変えたのは、コロナだった。

兵役以前に、会えない。

その事実に耐え続けていくうちに、BTSは入隊が延期され、私は現実世界で色んな恋愛を経験して、そんなふうに生きていく中で、少しずつだけど、ユンギさんに会えなくても生きていける自分が生まれていた。

 

待っている間にファンの数も爆発的に増え、正直私は、戻ってきてももう、会えないんじゃないか、当たらないんじゃないかなんて思うようになって、はじめはその事実を受け入れられない気持ちもあったけど、本当に少しづつ、諦めに近い「受け入れ」を覚えて、このまま生きていたら、あんなに怖かったユンギさんの入隊も、すんなり受け入れてしまえそうだななんて、寂しさもありながら、でも依存から抜け出せた感覚に少し喜んだのも覚えている。

 

 

2022年、6月に個人活動の本格化を発表し、1人ずつ入隊していったBTSにしばらく落ち込み、涙を流した自分を見て、やっぱり7人が、ユンギさんが私の核であることを再認識した。

 

絶望に近い気持ちで、憂鬱な社会人生活を送っていた私に、その2ヶ月後、新しい推しができた。

 

その男の子は歳下で、新人で、ユンギさんのように恋をしたわけではないけど、私にとってようやく出会えた、「ユンギさんへの寂しさを埋めてくれる存在」だった。何年探し続けたかわからない、本当に久々に、心を動かされるほど大好きな推しができて、私はこれで、なんとかやっていけると思った。

コロナ禍で鍛えた辛抱強さ、会えなかった期間にも慣れた。もう待てる。そう確信した矢先、

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ユンギさんはアルバムを出して、ツアーを発表した。風がとても強い日で、ベランダの仕切りがガタガタと音を立てていたのがうるさくて、目を覚ましたのを覚えている。

眠れなくなってスマホを開くと、そこにあったのはD-DAYTOURという文字と、ツアーのお知らせ。

 

ソロツアーはできないって言ってたのに?除隊するまでもう何も無いと思ってたのに?ツアーで?会えるの?しかもソロ?日本に、来るの?

 

あの頃、本当に私生活が地獄すぎていた、次の日が来るのが嫌になるほど疲弊していた、仕事が本当に憂鬱だった、そんな私に差し込んだ希望の光。

入隊前のユンギさんに会える、そう思うと私の体は嘘みたいに軽くなって、その思いだけで仕事を乗りきった。

 

後日明かされた日本のライブ会場。たった3日間、とうてい足りるはずのない客席数、キャパシティ。

え、FCの推し、SUGA選択者しか当選しない仕組みでも作ってるんですか?追加公演ありきで言ってる?運営、何言ってんの?ユンギさんが、BTSが今ワールドワイドのスーパースターなこと、みんなわかってる?

 

何度も応募した。FCも、モバイルも、一般も、機材席も。ふるいにかけられる度に、少しずつSNSで増えていく「当たった」「会える」の文字。私のメールには落選しか届かなくて、無我夢中に手当り次第全ての応募チャンスに賭けていたけど、気がついたら日本公演最終日を迎えていて、私の手元にあったのは、ライブビューイングの視聴権利だけだった。

 

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好きな人の初めてのソロツアー。同じ国にいたのに、違う場所で、画面越しで見ることになるなんて、7年前の私は想像してたかな?笑顔でも、嬉し涙でもなく、「悔し涙」を流しながら、肩を揺らして静かに見守ることしかできないなんて、誰が予想した?

辛い、苦しい、悔しい、そんな気持ちばっかりで、こんなこと初めてだった。

 

でも、ユンギさんのラップが、本当にかっこよかったの。画面越しで見ていても、彼を取り囲むARMYたちの歓声に酔いしれて、笑顔でパフォーマンスするユンギさんは、本当に私が心から待ち望んでいたユンギさんだった。

自由に遊んでたね。会場を独り占めしていたね。

本当に楽しそうで、同じ空間にいられなかったことは未だに辛いけど、それでもユンギさんの叶えたい夢がまたひとつ、達成出来たのかなと思うと、本当に嬉しかった。

 

 

ファイナルが終わった後、ユンギさんは肩にあるタトゥーを見せてくれた。

兵役よりも前に経験した、私にとって初めてのユンギさんの空白期間。肩の怪我が悪化して手術した時を思い出す。集合写真にぽっかりと空いた1人分の余白。それを乗り越えた証のようで、嬉しいような、当時、一ファンとしてただ待つことしかできなかった自分の不甲斐なさを思い出して悲しいような、複雑な気持ちにもなった。

 

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まもなく、ユンギさんの入隊が発表されて、アッサリとWeverseliveと挨拶を終わらせて入隊した彼は、7人の中でも特に現状が分からないままだ。

 

4月に入ってから今日まで、去年とは打って変わって、明日が来るのを恐れるほどではなくなった。仕事にも慣れて、朝から涙を流すこともなくなった。

歳下の推しの成長を見守りながら、日常生活もストレスが減っていって、今の私は有難いことに、ユンギさんに依存せずとも生きていけるくらい強くなった。

 

きっとユンギさんの性格だから、兵役中は途中の報告もあんまりないんだろうなと、昔から変わらず、終わってから全部話してくれるんだろうな、なんて思いながら、それでも待てるようになった自分に安心して、今日を迎えることが出来ている。

 

 

ユンギさん、今年はどんな1年でしたか?

前半はアルバムを出して、ツアーをして、シュチタも沢山撮ってくれて。

アーティストとしての活動を熱心に続けていたと思ったら、後半はガラッと生活が変わって、1人の兵士として日々を生きて。

 

ユンギさんにとっても、きっと何もかもが新しい1年になったと思います。

 

寂しいし、会いたいし。でも正直、本当に、除隊してからも、最初のライブに当たるかどうかわからない。次にあなたに会えるのは、当分先になるかもしれない。

 

それでもね、やっぱり初めてスマホを買ってもらった高校生の頃から、ずっと溜め続けてきたユンギさんの、数え切れないほどたくさんの写真を見返すと、色んなことを思い出すし、ユンギさんの声を聞くとやっぱり口角が上がっちゃうし、友達と思い出話をすると、ほとんどユンギさんの話になって、「ああ、もうどうやっても、死ぬまで1番大好きな人だ」って、そう思ってしまうんです。

 

 

たかが1人のファン。デビューした時から応援してるわけでもないし、対面のイベントで話したわけでもない。

 

それでも、私の短い人生を振り返って出てくる思い出はほとんどBTSのライブで、ユンギさんに抱いた色んな感情で、これを塗り替えられる人なんて、本当に、これだけは絶対、自信を持って言えるんだけど、本当にいないよ。

 

学生時代はもう戻らないから、それを全部独り占めしてくれたユンギさんが本当に大好きです。

 

今はとにかく元気でいてほしい、たくさん食べてるかな、たくさん寝てるかな、戻ってくる頃にはさらに逞しくなって、立派な男になって、もっと余裕が生まれて、優しくてかっこいい姿を見れるのかな。

 

幸せでいてください、元気でいてください。

今年の誕生日は、本当にそれだけを願ってる。

帰ってきたら、またいっぱい、私が、ユンギペンが、ARMYが愛してやまないユンギさんの音楽、沢山聞かせてね。

 

 

お誕生日おめでとうございます。

私の青春全部あげた人、大好きなユンギさんへ!

 

2024.3.9

 

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